長野市 二世帯住宅リフォーム N様

三世代同居住宅リフォーム概要

住所

長野県長野市市

工期

180日間

工事費用

¥2,300万円

住宅リフォーム内容

ホームページからお問い合わせいただいたお客さまです。
ご高齢になられたご両親と同居をするための三世代同居のリフォーム工事です。最近直されたキッチンとユニットバスを除いた全ての改修工事です。
屋根の葺き替え、サッシの入れ替え、階段位置を変え、間取りを変え、2階にトイレ、外壁の張り替えなどすべて丸ごと・・・
どこかで耳にしている宣伝ではないですが、新築 ○ ○ さん の世界です。


三世代同居住宅リフォームされたN様との出会い

N様のリフォームについてのお悩み

年をとってきたご両親の実家に、お孫さんを連れた若夫婦が戻ることで今回のリフォームをご計画。
寒い場所なので、とにかく暖かくして欲しいということが第一希望。あとは、皆さんそうですが、出来るだけ金額をおさえたい、ということでした。
昔からの大きな家で、部屋数はいっぱいあるのですが、全てを直すとなると相当金額もかかりますから、当然のことですよね。子供もいるし、里帰りの親戚のための客間も必要とのこと。
当社へご連絡されてきたときには、すでに他社様(新築○○さん)でご計画済み。あまりに金額が高すぎるので他社でも見積りをお願いしてみようと言うことで、我が社だけではなく他社様へも同様に見積り依頼をされているとのことでした。

『光洋リフォーム』からのご提案

すでに間取りなどの計画は済んでいるため、それを元にご提案させて頂きました。
外壁のサイディング材にしても、より断熱性能が上で値段の安い物をご提案。北側の寒い部屋の窓は、いくらか小さくして寒さ対策、並びにコストダウンを計ることもご提案させて頂きました。あとからも設置できる照明器具に関しては、メーカー仕様の物を新調するよりも、今までの家で使用していた物を使って頂いたり、Netやホームセンターでご用意して頂くなど、出来る限りのコストダウンをお願い致しました。
ただ一点、玄関内の3枚ドアはコストUPしますが、寒さ対策には重要なことなので、力を入れたご提案をさせて頂きました。
結果、希望は当初の予定通りにして、UP分も含めても、他社様よりも約3割以上のコストダウンをすることが出来ました。
『これならばN様の予定通りの希望金額なのではないでしょうか!?』と、自信を持ってご提案させて頂きました。


三世代同居住宅リフォーム施工前

昔の鉄骨ベランダ、以前のリフォーム工事で入れた、一枚ガラスのランマ付サッシ。 2階は一部内装はされていませんでしたが、広いスペースが物置状態。
以前はここでカイコを飼っていたのでしょう。
ご両親のご商売関係の看板が壁に並んでいます。


三世代同居住宅リフォーム施工中

7月に入りいよいよ着工です。1階部分の屋根を剥ぎ取り、葺き替えです。
それまでに荷物の整理をだいぶしておいて頂きました。
以前に増築されたおばあちゃんの部屋の外壁に付けられている看板を、丁寧に外します。
するとその下はがいへきを張ってありませんでした。良く今まで雨も入らず、寒かった事でしょう。
1階の和室の床も張替と言うことで、剥いでみたら一面の池!私も驚きましたが、ご両親も相当驚いていました。家の裏には湧き水が出ている為、それで・・・急遽、コンクリートを打つことに。
家の周りは1階部分の屋根がグルグルと回っています。隣の土蔵と屋根がつながっていたり、相当手間のかかる作業です。 大工さんの下地が終わり、やっと板金工事。
1階部分の屋根は、出幅、高さ、勾配が全部違うため、とても大変な作業です。
1階の和室床工事、古い家の為床柱を上げたり、屋直しをしながらの作業。
でもこれで床の湿気は無くなることでしょう。
今回のリフォームに合わせて、家全体のシロアリ防蟻工事も行います。新規床組の箇所はその都度消毒をします。 1階の屋根完成後、その上に足場を組み解体や本工事をする為、養生シートを敷き、養生用の新品厚ベニヤを敷き込みます。
これで土足で歩いても、物を落としても屋根は傷つきません。
いよいよ足場を組み作業本格工事の開始です。
破風板の張り替え、屋根のタレ下がりを直しながらの作業です。
軒天の張り替え、完了。 真夏の作業、家の前の田んぼの稲穂も伸びてきました。サッシの入替もしていきます。 解体も大詰め、階段の取り外しを行います。
全て解体が終わり、いよいよ。2階の床張り工事。 普通の家だと、2階の床下には断熱材を入れません。これにより暖かさと、階下への音もかなり軽減されます。 1階の間仕切りを撤去した事による、梁の補強などを行います。
土壁の残る壁にはスタイロホームの断熱材を入れます。 外壁サイディング工事開始です。 外回りもあと一息と言うところまできました。
いよいよ足場が外れました。
お父さんもしみじみと眺めています。
いよいよ最終段階、間口の長いベランダ工事です。 荒床を張って物置状態になっていた和室。他の部屋が完成して荷物が出され、いよいよ畳を敷き込みます。


三世代同居住宅リフォーム施工後

玄関の吹き抜けです。玄関から入るところに3枚引戸を設置、冬場の寒い時にはこれを閉め、風除室を作ります。 和室完成、今まで寒くて使えなかった和室もこれからは十分利用して頂けます。 玄関横に収納、その向こうには土足のままはいることの出来る部屋があります。
長くて広々としたベランダです。 鉄骨で出来たサンルームもサイディングを張ると一体感が生まれ、新築のような感じになりました。 本当に新築のような立派な家になりました。
      完成です。


三世代同居住宅リフォームされたN様の声

すご~い! 本当に新築のようになるんですね!と喜んでおられました。
実家は商売もしているし、住みながらの工事をしてもらい、本当に長い間ご苦労様でした。
また、カーポートなどまだまだいろいろやりたいことがあるので、これからもよろしくお願いします。
その一言を聞いて、今年はいろいろ消費税問題などがあり、休み無く工事が重なり大変でしたが、一気に吹っ飛びました。


光洋リフォーム担当者からのメッセージ

いや、本当に最初はどうなることか実際不安でした。
工事のことではなく、実家のご両親にものすごい負担をおかけしてしまうことがです。
最初におじゃましたときには、とにかく全ての部屋が荷物だらけ。部屋数が多いため全て残してあるのです。その上親戚の荷物まで預かっていて、部屋に入れず現場調査も出来ませんでした。
捨てるのは簡単ですが、いる物いらない物を分けて片付けて頂かないことには、こちらの工事も出来ません。相当の労力が必要です。
工期も2期に分けて、7月から盆前、後期は9月から12月までの長期にわたるため生活や仕事においても、相当のご負担をおかけしてしまうことが心配でした。
それともう一つ、こちらのことですが、消費税の値上げを目前に、駆け込み工事の増大、公共事業の大盤振る舞いに東北復興がかさなり、原材料費の値上げや、職人の確保が一番の心配でした。
工事決定が4月頃であったため、いち早く段取りが出来たため、無事工事完成となり、ほっとしています。

光洋 長野市