長野市 中古住宅リフォーム M様



中古住宅リフォーム概要

住所

長野市安茂里

工期

30日間

工事費用

480万円

中古住宅リフォーム内容

耐震補強を兼ね、リビングを仕切り書斎を設けました。給排水やガス管なども長年使用していなかった為、配管なども新設にしています。
外装では、2階の屋根瓦を降ろして板金で葺き替えて、軽量化をしています。1階の瓦は2階の瓦を利用して傷んでいる箇所を差し替えています。


中古住宅リフォームされたM様との出会い

東京に住んでいるお客様でしたが、奥様の弟のS様からのご紹介でリフォームをさせていただくことになりました。S様とは長いお付き合いをさせていただいていて、ご実家やS様の奥様のお実家などのリフォームも殆ど当社でリフォームをさせていただいている関係です。

M様のリフォームについてのお悩み

中古住宅を購入したのですが、長い間空家の状態でライフラインやメンテナンスをしないと住めない状況でした。どこをどう直して良いのか判らない状態でしたので、調査をしてもらい話を進めていきました。屋根の瓦も数箇所割れたりズレたりしていて、雨漏りもしている様でしたし、構造的にも弱い部分がある様でしたのでその辺を踏まえてリフォームをお考えていただきました。

『光洋リフォーム』からのご提案

M様からの要望を聞きながら、計画をしてみました。瓦業者と屋根に上がると、所々瓦が劣化や何かの理由で割れていたりずれていました。軒裏はすがもれ(冬場軒先が氷って、雨が降ると雨が逆流する現象)で軒天のベニヤが数箇所剥がれていました。2階屋根は軽量化も含めて、板金で葺き替えて1階の屋根瓦の割れたりして部分は瓦を差し替える様にしました。
内部は部分的に耐震補強を施して、広いリビングを間仕切りる様にしました。


中古住宅リフォーム施工前




外装ですが瓦のスガモレが原因で、軒天が劣化しています。屋根に上ると所々瓦が割れていたり、ズレたりしています。 間取りは贅沢な配置になっています。建てられた当時は、贅沢な空間のリビングダイニングになっています。 広い空間になっていますが、中間仕切りが無いのとサッシガ広く取られているので耐震補強が必要になります。


中古住宅リフォーム施工中

先ずは2階の屋根の瓦を剥いで、屋根の下地を出します。撤去した瓦は1階の屋根の差し替えに使用します。 板金で葺き替えるのですが、既存の下地の上に12mmの合板を張り屋根の下地を作り直します。
合板を張終わったら、ゴムアスルーフィングを敷並べます。これで途中で雨が降っても、心配はありません。



新しく2階の屋根が葺き終わりました。1階の瓦は差し替えて、軒先の瓦は一度剥いで新しくゴムアスルーフィングを敷いて瓦を復旧します。 耐震補強を兼ねて間仕切りをする箇所に布基礎が無かったので、布基礎を増設しました。片側の床板を剥いで潜ってのさ作業です。 床の撤去が終わり、布基礎の連結も終わりました。床下にシロアリの被害は無さそうなので、このまま工事を進めます。
   
書斎になる部屋の床下地を組んでいきます。ご主人様が膨大な書籍や資料を置く予定なので、床の根太を普段より細かく入れます。
書斎の床はご主人様の希望で檜の無垢材を張ります。檜の目や色具合をみながら大工さんがフローリングを張っていきます。 部屋の中間仕切り組み、壁の下地を組んでいきます。古い間仕切りの筋交いも、補強金物を設置出来る箇所は補強プレートを取り付けます。



 壁の石膏ボードがある程度張れたら、天井を張ります。断熱材をしっかりと敷き詰めて、石膏ボードを張っていきます。  大工工事は仕上げの段階です。床と壁の見切りの巾木を取り付けています。後は塗装とクロスを貼れば完成です。  屋根の瓦工事が終わったので、軒天を張り替えます。今回は下地も組み直します。



二手に分かれて、軒天を張り替えます。全面張替えになりますので、結構手間がかかります。 軒天が張終わったので、見切りと軒天の塗装工事です。 手すりの塗装も終わったので、ベランダのデッキを張り替えます。これで工事は完了になります。


中古住宅リフォーム施工後

広かったリビングダイニングですが間仕切りをして、使い勝手が多様化します。右側の壁は新しく設けた壁になります。 枠を新設して障子を建て込みました。寒い長野の冬も、この障子を締めれば暖房効果もあげられます。 二階の屋根も軽量化でき、これで雨漏りの心配もありません。


中古住宅リフォームされたお客様の声

無事に東京から長野への引越しの荷物が運び終わりました。
思いの外、荷物の多さに驚いていますが何とか生活することが出来そうです。東京でのマンション生活と、長野の戸建て住宅の生活では何かと違うと思います。特に冬の生活となると色々とトラブルや判らない点が出てくると思いますので、困ったときはまた連絡したいと思います。


光洋リフォーム担当者からのメッセージ

工事を初めて、M様とお会いしたのは工事が完成してお引渡しの時でした。
工事中不明な点や、改善したほうが良い提案などはメールかお電話のやり取りだけでしたので、少々不安はありましたが連絡を密に取り問題はありませんでした。ちょうどご主人様の荷物だけでしたが、引越しの最中におじゃましたのですが仕事関係の書籍や、書類等が入ったダンボールの山で見ていて圧巻でした。この他にもプライベートの荷物があるよですが、広い御宅なので荷物は入ると思います。
東京と長野の生活様式はまた違うと思いますが、生活をしていて不自由やトラブルがありましたら、ご連絡をいただけたら対処しますので気軽に連絡をいただけたらと思います。有難うございました。

光洋 長野市