長野市 店舗リフォーム A様

店舗外部床 リフォーム概要

住所

長野県長野市千歳町

工期

2日間

工事費用

¥205,200円

店舗 リフォーム内容

雨水が床を伝って店内に入るのを防ぐ施工をする。
それと同時に、滑りづらい床にする。


滑りやすい床を リフォームされたA様との出会い

この店のオーナーは他の店舗も営業しており、以前よりそちらのお店の改修工事でお世話になっていました。

A様のリフォームについてのお悩み

雨が降ると、ブティックの入口から店内に雨水が入ってきてしまう。また雨などで床が濡れていると、お客様が滑って転んでしまうかもしれないので何とかして欲しい。
ただ、高級感のあるお店の、内外装の雰囲気をこわさないように、格安でお願いしますとのことでした。

『光洋リフォーム』からのご提案

都内の設計士による高級感のある設計は素晴らしい物です。床に使っている石も、大きな板のサビ御影の本磨き。シンプルですっきりした感じを出すために、外から店内に入る床を水平に施工してあります。
まあこれでは、雨水が店内に入るのは当たり前のことだと思います。また長野の冬の事を考えていないため、本磨きの石の上に雪が降り積もると、スケートリンクのようになってしまうことは当たり前のことだと思います。

一番に、外部の床の水が切れる勾配を取りましょう。それにより店内に雨水が入ることを防ぐことがでかます。
それから、石の表面を滑りづらくしてある(ジェットバーナー加工)物を使用しましょう。大きな一枚物の石を使用するよりも、費用を押さえることが出来ます。小さめの石を目地を通して敷き詰めることで、通路としてのイメージを与えることが出来、勾配を取るためのわずかな段差も認識しやすくなります。

見積りと、敷き詰める石の現物を取り寄せ、実物を見てもらい施工が決定しました。
もうすぐ雪の降る季節です。出来れば、融雪ヒーターの設置までとご提案したのですが、それはまたの機会になりました。


滑りやすい床 リフォーム施工前

せっかくきれいな石のアプローチですが、滑りやすく、一年中マットを敷いてあります。 店内から外まで一枚物の錆御影(恵那錆)の本磨きで施工してあります。これだけ色の濃い恵那錆は今ではあまり手に入りません。 雨が降ったときに見に行きました。店内にまで水が入り込んでいます。冬は店内の床まで凍って居るそうです。


滑りやすい床 リフォーム施工中

大きな石を切断するのはもったいない気がしますが、通路部分の床の石を解体します。 直ぐ横は、街中の人通りの多い歩道です。
朝早い、人通りの少ない時間にホコリの出る作業をします。
切断した後を、斜めに落としたり、磨いたりと細かな作業を行います。
既存の床として残る石の切断面を斜めに磨いた状況がおわかりでしょうか? 40cm角ジェットバーナーの錆御影を敷き詰めます。目地を詰め、表面の汚れを洗い流して石工事の作業は終了です。 一日乾燥期間をおいて、フロアーヒンジ廻りのコーキングを施工します。


滑りやすい床 リフォーム施工後

これだけ勾配を取ってあると、雨水は溜まることがありません。 雰囲気を崩さず、すっきりしたアプローチになりました。 もう足ふきマットが無くても大丈夫と喜んでいました。


店舗(滑りやすい床)をリフォームされたお客様の声

雨水の吹き込みも無くなりました。アプローチの雰囲気もきれいにマッチしていていいですね と従業員さんも喜んでおられました。
思っていたよりもお安く出来たし、床に足ふきマットを敷かないとまた雰囲気がいいですねと、オーナーさんも喜んでいました。


光洋リフォーム担当者からのメッセージ



仕上がりの雰囲気はうまくいきました。夏場の雨には、十分だと思います。
普段はこれで滑ることも無く安心です。
ただこのお店は、ビル街の北に面した出入口。冬場の雪と氷にはくれぐれも注意してください。とお伝えしました。
東京の某設計士による高級感あふれる設計のブティック。大変いいのですが、見栄えを重視しすぎるあまり、機能面で決定的な落ち度があったように思いました。
オリンピックに間に合わせた長野駅の施工もそうでした。善光寺口に降りる階段に屋根が無く、雪が降り積もっていて危険!
長野は雪の降る町です。雪対策というのも肝心なことだと思います。
もうじき完成する、新しい長野駅には大きな庇が付くとのことですが、とてもよいことだと思います。

光洋 長野市