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長野市 店舗リフォーム M様
ライブハウス・リフォーム概要住所長野県長野市権堂町工期180日間(実質60日間)工事費用700万円ライブハウス・リフォーム内容ホームページよりお問い合わせいただきました。権堂の秋葉神社横の通りに、しゃれたライブハウスを創りたい。 と言うのが一番始めにお聞きした内容です。 リフォームと言うより全て新装の イングリッシュ・バーのような粋なお店を創りたい。ということでした。 THE BEATLES SOUND のお店にしたいんです! 私もBEATLES大好きです! |
ライブハウス・リフォームされたM様との出会い
ネットで調べて、ご連絡をいただきました。 光洋リフォームのホームページを見てくださいました。 どのような防音工事をしたら良いのか調べていて、光洋リフォームの施工例、某テレビ局関係の企画製作会社事務所の防音リフォーム工事を見て!相談をいただきました。 |
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M様のリフォームについてのお悩み |
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『ライブハウスを作りたいのですが、どのような防音工事をしたらいいのでしょうか?』と言うことが一番のお悩みでした。 また『コストもおさえたいので、どのようにしたらいのでしょう?』 限られたスペースの中で、どのようなレイアウトがいいのか、何もかもが初めてで、解らないご様子でした。 |
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『光洋リフォーム』からのご提案 |
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お話をお聞きして、実に誠実で真剣に取り組まれているご様子が伝わってきましたので、こちらも真剣にお付き合いをさせて頂く気持ちになりました。 防音工事はそれなりにお金がかかります。幸いこの建物はRC(コンクリート作り)なので、開口部などに注意をすればそれほど気を遣わなくても大丈夫だと思います。 それからプランもご自分で考えたいと言うことでしたので・・・ それならば丁度いいです、実際のお店のレイアウトを見てみましょう!たまたま傍に、同じような大きさのスナック・バーが入っている飲食店ビルの知り合いがいましたので、5~6軒見させて頂いて実際のイメージをつかんで頂きました。 ご希望のイメージ、レイアウトを伺って、平面プランを作り決定して頂きました。 |
ライブハウス・リフォーム施工前
お話が合ってから早5ヶ月、やっと工事開始です。 解体工事は、ご自分でおやりになりましたが、さぞかし大変だったことでしょう! |
配管や、コンクリートの解体はさすがに大変、こちらでやることとなりました。 | 奥から、入口側を見たところです。 |
ライブハウス・リフォーム施工中
残りの解体、コンクリートの斫りと、便器の撤去、配管撤去などなどです。 | 設備配管、あまり床を上げたくないため、ぎりぎりの配管です。 | コンクリート打設、これで床も平らになり歩きやすくなります。 |
当初はつぶしてしまう換気扇の穴、明かり取りの窓が欲しいと、急遽取付! | 建物の外部に逃げる音よりも、建物内の上の階に伝わる振動を軽減させるため、ゴム付の天井吊り金物を使用 | 天井下地ができました。 |
室内に壁も作り防音効果を高めます。 換気扇のダクトも消音ダクトを使用します。 |
壁下地ができると、今度は電気配線。 配線量が多いため、徹夜作業です。 |
壁天井とも防音のためにロックウールを敷き込みます。 |
壁天井ともコンパネを貼りその上にもう一枚プラスターボード12.5mmを張ります。 防音と、物をぶつけても穴が開かないし、何でも留めることができます。 |
いよいよ木工事、白木の材木はきれいです。 当初、濃い茶色かワインカラーで塗装予定でしたが、最終的にホワイトになりました。 |
カウンターの作成! 家具屋さん主のだと値段が高くなることもあり、大工さんに現場で作ってもらうことになりました。 |
カウンターまで完成。 次はその上の吊り戸棚です。 |
M様と奥様・・・土日曜日のたびに、照明器具や、内装(クロス・床)ドアの事、塗装のこと等 打ち合わせることがいっぱいです。 大変ですが、楽しそうです。 |
玄関框には枕木の新品を使用。 材種は"ケンパス" 硬くて重たくて加工は大変です。 |
大工さんが終了しました。 腰板や柱も白く塗り上げられ、いよいよ内装工事に入ります。 |
クロス貼り作業開始 カウンター奥は、渋めのアカを基調に仕上げます。 |
客席の壁は、ペイズリーとは違うし? 何というか大きな模様と、それを浮き上がらせる鮮やかなグリーンのクロスです。 |
鮮やかなクロスはTECIDOのカタログを見て決定! 輸入品の紙クロスです。 |
こちらも輸入品の紙クロス。大きなバラの花があっかんです! 幅は60cmくらいの貼方は、突きつけ貼りの切り落としは無しです。 |
カウンター内部の腰壁には市松模様のCFを貼り、床は今流行のホワイトグレー系のアンティーク調の木目のPタイルを貼ります。 |
こちらは鉄粉入りの塗料です。 これを塗重ねると、磁石が引っ付くようになります。 |
まずは塗装、1回ではとても薄くて、結局5回塗り重ねて下地が完成。5日かかりました。 | それで終わりではありません。 さらにその上に、青い黒板塗料を3回ぬって完了 塗装やさんの苦労の作品です。 |
カウンターの塗装、こちらも渋めのアカでアクセントを付けます。 | カウンター上の壁は、赤い黒板 こちらは、マグネット仕上げではありませんが、それでも4行程の塗装がかかります。 |
外の、床屋さんのようなシャッターも、赤に塗り直します。 |
入口のドアの取付も完成しました。 このドアも赤く塗る予定です。 |
クロスが終わると、電気にエアコン取付と慌ただしく、完成間近です。 | 棚を付け、厨房機器を設置して完成です。 |
ライブハウス・リフォーム施工後
昼に室内から見たステンドグラス | カウンタ越しに見る、キッチン 上の黒板にメニューが書いてあります。 |
日常空間から別世界に踏み込んだような、レトロな時計 |
いよいよプレオープン! 胡蝶蘭 のお祝いです。 | キッチンから見た客席カウンター! | 入り口を入ると、右がカウンター 正面奥が、ステージになります。 |
日が傾き夕日に照らされ、よりいっそう懐かしさと、切なさが混じり合い、あ~昭和!と感じてしまう自分がいます。 最近ここ権堂にも、古い空き家を改装したおしゃれなお店が、増えてきました。 |
準備が整いました。 ミュージシャンはこのマイクの前に立ち演奏するんですね! |
いよいよ日が暮れて、ライブの始まりです。 今度は外から見るステンドクラス。 その向こうに入っていきたくなります。 |
ライブハウス・リフォームされたお客様の声
だいぶ時間がかかりましたが、最後まで付き合っていただいて、ありがとうございました。おかげさまで本当にいいお店ができました! お店の名前は《 ロズベリー・カフェ 》THE BEATLES のジョンとポールが出会った通りの名前です! 頑張ってライブを行いますので、皆さん是非いらっしゃって下さい。とのことでした。 (※写真はFacebook《ロズベリー・カフェ》より掲載させて頂きました) |
光洋リフォーム担当者からのメッセージ
生バンドの演奏を行うライブハウスと言うことで、いいお店ができるといいなと言う気持ちで取り組みました。お話を伺っていると、いろいろまとまりのつかない事も多かったので、時間がかかることは覚悟して取り組みました。 お話があってから、もうすぐ一年になりますが、長かったようで出来上がってみるとあっという間のような気がします。 自分にとって、お客様と一緒に考え創り上げていくという作業が一番楽しく、やりがいのある仕事です。仕事と言うよりも趣味のような感覚で仕事ができる現場はそれほどありません。素晴らしいお店 《ロズベリー・カフェ》 ができて本当にうれしく、 オープンおめでとうございます。 本当にありがとうございました。 |