山ノ内町 Y様邸 キッチンリフォーム施工事例

キッチンリフォーム概要

住所

長野県下高井郡山ノ内町

工期

20日間

工事費用

200万円

キッチンリフォーム内容

キッチンの扉なども老朽化で壊れかけていたのと、天井や壁に長い間の油や汚れがしみ込んでしまい暗いキッチンでした。勝手口も使用していなかったので、勝手口を塞いで場所を広げて使い勝手の良いレイアウトにしました。炊飯器や電子レンジ等も一箇所にまとめました。


キッチンリフォームされたY様との出会い

Y様のリフォームについてのお悩み

窓が大きいため冬場の暖房効率が悪かったです。冬はかなり冷え込む地域で、キッチンで料理をしていても足元が冷えてしまうので高齢になったおばあちゃんも負担がかからないようにしたかったです。窓が大きい割には、天井や壁が凝れていたせいもあり全体的に薄暗くなっていました。収納やキッチンの流し台の収納は有るのですが、使いずらくどうしても物をテーブルや食器棚の上に置いてしまい、片付かないキッチンになってしまっていました。

『光洋リフォーム』からのご提案

寒い地域ですので、北側に面してる窓は半分ほどの大きさの断熱サッシにして、キッチンの奥行きが10センチ広がるので出窓サッシでは背の小さいおばあちゃんでは届かなくなってしまうので、出窓はやめる様にしました。殆ど使用しなかった勝手口も塞ぎ、使い勝手が良くなるように冷蔵庫をキッチンの横に並べて置けるようにレイアウトしました。
電子レンジなどの家電は一箇所にまとめて、食器棚と並べて配置しています。


キッチンリフォーム施工前

 
流し台のお湯も5号の瞬間湯沸かし器で、一酸化炭素中毒やガスの不完全燃焼など心配です。 壁や天井も油や長い間の汚れもしみ込んでしまいい、部屋が薄く暗く感じてしまいます。 収納はあるのですが入りきらずに、周りに置いてしまい物が溢れてしまっています。


キッチンリフォーム施工中

先ずは流し台を撤去して、分別しながら撤去したものを運び出して生きます。これから天井を壊していきます。 天井と壁の石膏ボードだけを撤去して分別します。次は天井と壁の木下地を撤去します。土壁の間仕切りは残してまた使用します。 最後に床を解体します。下地の大引きは使えるのですが、曲がったり微妙に高さが変わり合わせるのが大変なので、全て撤去します。
レーザーレベルで基準となる高さを、柱や壁に出しておきます。今回はバリアフリーにするので、廊下の高さが基準になります。 床の大引きを決めていきますが、材料は桧材を使います。材木を切ると桧の独特な匂いがしますが、私はこの匂いが好きです。 根太を固定して、床専用の断熱材を根太の間に敷き込みます。今回はフローリングを張るので、この根太の上に12mmのベニヤを捨て張りします。
     
天井の高さを決めて下地を組みます。天井を張る前に電気の配線などは終わらせておきます。 石膏ボードを張ります。天井が張り終わると、急に現場が進んだような気になりますが、ここからが細かい作業になります。  キチンのサッシを入れて外壁面の下地をします。サッシは断熱サッシで、今回は勝手口は設けないで壁にしてしまいます。
     
 家電収納やキッチンの吊り戸棚が付くので、壁の倒れや直角を良く見ながら下地を組んでいきます。  フローリング張りです。今回は合板のフローリングを使わずに、ムクのナラ材フローリングを使います。下穴を開けて、床専用釘で止めていきます。 壁の石膏ボードも張り終わり、巾木や廻り縁などの見切り材を取り付ければ大工工事は終わりです。明日はキッチンの組み立てになります。
     
 朝8時前に、4tトラックに満載でキッチン部材が現場に届きました。これから一つずつ梱包を開けて、組み立てる段取りをします。 今回はTOTOさんのキッチンです。2人一組で作業分担をしながら、手際よく作業をしていきます。夕方には組み終わる予定です。  夕方5時頃、ようやく9割方キッチンと家電収納や食器棚が汲み終わりました。後は細かい部分の作業をやれば終わりです。
     
 無事キッチンも据え付け終わり、今日からは内装工事になります、解体から役10日間目です。傷や汚れが付着しないように養生をしっかりとします。 額縁や木枠の塗装をします。今回はピーラー材を使っていますので、色などは着けないで木目を生かした仕上げにします。 天井と壁のクロスを貼る為に、下地のジョイント部分にテープを張りパテでしていきます。気温が低いので、なかなか乾きません。
     
下塗りと仕上げのパテが乾いたら、平坦になるようにヤスリでこすります。クロスを貼った後光の当たり具合で、影になってしまうのできちんとやります。  天井のクロスが貼り終わり、壁のクロスを貼っています。クロスのジョイント部分の模様を合わせながら、貼っていきます。  内装工事も終わり、床とキッチンの養生を全て剥がしてクリーニングをすれば工事は完成です。後はガスやお湯水の配管をつないで終わりです。


キッチンリフォーム施工後

冷蔵庫もセットしてキッチンのリフォームは完成です。窓を小さくしたのですが、壁の仕上げ材を明るいものにしたので全体が明るく見えます。  食器棚の上は吊り戸棚の予定でしたが、元々神棚が有った場所だったので急遽吊り戸棚を止めて神棚を設けるように変更しました。 キッチンは全体のグレードを下げて、その分で食器洗浄器を組み込むようにしました。換気扇のスイッチもおばあちゃんの背が小さいので、別にスイッチを設けてあります。


キッチンリフォームされたお客様の声

リフォームの工事を始めたのが12月2日で、クリスマスの25日には工事を終わらせて年末年始を新しいキッチンと浴室、和室で迎えたいと思っていましたが、予定通りにリフォーム工事が全て終わり新しくなった我が家で新年を迎えることが出来ました。
寒い地域なので出来る限り「暖かい我が家で暮らした」と思っていましたが、この寒さが厳しい今年の冬も思った以上に快適に過ごす事が出来ました。キッチンは収納も使いやすいですし、今までのように外に物を置かなくても収納できるので片付けるのも簡単に成りました。


光洋リフォーム担当者からのメッセージ

今回のリフォームはキッチンだけではなく、浴室と洗面脱衣室の増設と和室のリフォームをさせていただきました。和室と洗面脱衣室は出来るだけ自然の素材を取り入れたリフォームを提案させていただき、キッチンも合板のフローリングと比較して、肌触りの良いムクのフローリングを張る様にしました。
全体の予算に合わせて、キッチンも最低限のグレードを選び他の箇所のリフォームも出来るように、色々とお施主様と打ち合わせをさせていただきながらリフォームの計画を致しました。
リフォーム工事中は毎日、10時と3時もお茶の時間にはお手製の野沢菜の漬物と、ご自宅で取れたりんごを出していただき有難うございました。おばあちゃんの野沢菜の漬物がとても美味しく、また機会があればお伺いして野沢菜の漬物とお茶をいただきに行きたいと思います。

光洋 長野市