山ノ内町 Y様邸 化粧室自然素材リフォーム施工事例

化粧室自然素材リフォーム概要

住所

長野県下高井郡山ノ内町

工期

20日間

工事費用

180万円

化粧室自然素材リフォーム内容

温泉地で地域ごとに共同浴場があったので、家を建てたときから浴室を造りませんでした。今も近くの共同浴室を毎日利用しているのですが、おばあちゃんの足が悪くなってきて特に冬場歩いて共同浴室に行くことも負担になってきたので、負担軽減をする為に浴室を設けることに成りました。


化粧室自然素材リフォームされたY様との出会い

Y様のリフォームについてのお悩み

家を建てたときに近くに温泉があるからと、浴室を造りませんでした。年月が過ぎておばあちゃんも高齢になり、足を悪くしてしまった為近くの共同浴室に冬場入りに行くことが負担になってしまったのと、仕事から遅く帰宅して夜中に共同浴室に入りに行くのが大変に感じてきてしまったので、自宅でお風呂に入れるようにする必要がありました。
特に冬の間は道路も凍結して、近くなのですが滑ってケガをさせてしまう恐れがあるため早急に浴室を備える必要が有りました。

『光洋リフォーム』からのご提案

8帖+広縁の部屋の一部を寝室にする計画で、6帖程度の広さで良いと言うお話だったのでその残りのスペースに、洗面脱衣室と浴室を増設すれば寝室も近いしおばあちゃんの部屋からもスムーズに行ける様になります。浴室は寒さを考えて、浴室暖房を組み込んでます。息子さんは帰りが遅い時が度々有るようでしたので、ボイラーもフルオートの給湯器を選んであります。ランニングコストを考慮してエコジョーズにしてあります。


化粧室自然素材リフォーム施工前

浴室と洗面脱衣室になる予定の場所です。和室の2坪分のスペースを利用します。  間仕切りの壁は土壁ですが、まだしっかりとしていますので、残して使える箇所は利用します。
 外壁面ですが手前の出窓の周辺は解体してしまいます。この辺は山からサルが降りてきていて、近くの空き家に住み着いています。


化粧室自然素材リフォーム施工中

解体工事です。天井と間仕切り、床を順序良く壊していきます。土壁なので現場はマスクをしていないと、鼻の中まで真っ黒になります。 何もなくなった状態です。基礎にクラックや、土台にシロアリ被害がないか等チェックをしておきます。 浴室と和室の間仕切り部分の布基礎を組んでいます。この後ユニットバスを据える箇所は土間コンクリートにします。
ユニットバスと洗面脱衣室になるので排水管とお湯、水の配管をしておきます。近年は錆や漏水の恐れの少ない樹脂管を使います。 配管が終わったらユニットバスの設置部分は、土間コンクリートを打ちます。今回は少量なので現場で練りながらの打設です。 大工さんが間仕切りや床の下地の大引きを据えていきます。シロアリ被害の少ない桧の材木を使用します。
     
浴室のサッシを入れて、外壁廻りの造作をします。北面は鉄板サイディングを張るので、防水紙を張り下地もしておきます。  外壁面の断熱材を入れ、新しい間仕切りは筋交いと金物で柱と土台、桁を連結補強して明日、ユニットバスを据える準備は終わりです。  ユニットバスの据付ですが、職人は2人コンビで一日で据え付けていきます。壁に手摺を付けるので、位置を出して加工しておきます。
     
 ユニットバスを据えつけています。洗い場の防水パンをセットして、今は浴槽を据えつけています。微妙な水平を確認しながら、セットします。  ユニットバスの床と浴槽が据え付け終わりました。浴槽はTOTOの「魔法びん浴槽」で、洗い場の床は「ほっカラリ床」になっています。  壁のパネルをはめ込んでいきます。手摺を設置するところには、あらかじめ補強部材を取り付けてあります。
     
 外壁面の壁パネルを組み立ててます。パネルのジョイント部分は、コーキングを使わずに専用部材なので、カビもつきにくくなっています。  ユニットバスの完成ですが、夕方5時には終わりました。引渡しまで傷や汚れが着かない様に、ダンボールや養生材で保護をしておきます。  大工さんが、洗面脱衣室の壁の下地を組んで造作をします。床はナラのムク材を張るり、天井は布クロスを貼る予定です。
     
 壁の仕上げです。予定はビニールクロスでしたが、自然素材にこだわって壁は珪藻土を使うことにしました。今は下地材を塗っています。  壁の仕上げ材の「はいから小町」です。100%自然素材で、調湿効果に優れています。小さいお子様が口に入れても、健康被害は有りません。  脱衣室はこだわって仕上げ材は、全て自然素材で仕上げています。床に張ったムクのナラ材の木目も綺麗です。
     
 洗面化粧台を取り付けます。排水とお湯、水の配管を結びこんで通水をすれば中の工事は終わります。  外壁の鉄板サイディングを張っていきます。ウレタン付きのサイディングなので、保温性もあります。作業している間、脇をサルが通っていきました。  エコジョーズの24号の給湯器の取り付けです。ランニングコストが一般のガス給湯器よりも押さえられます。


化粧室自然素材リフォーム施工後

おばあちゃんが安心してお風呂に入れるように、各所に手摺を付けてあります。窓は小さいのですが、壁のパネルが白いので充分明るく感じます。 廊下から脱衣室に入る扉も、使いやすい片引き戸にして有ります。浴室の窓から差した光が、廊下に届くように大き目のガラスにしてあります。 外壁も木目調のサイディングにしましたので、和風の住宅でも雰囲気が合います。砕石も敷き込んであるので、ぬかる事もありません。


化粧室自然素材リフォームされたお客様の声

仕事で遅くなることもあるので、自宅にお風呂が出来たので生活のサイクルも楽になります。特に冬場、遅くに帰ってきたときなどツルツルに凍った道路を歩いて共同浴室に行くのも怖いので、これで安心して生活できます。
一番は足の悪くなったおばあちゃんも冬の凍りついた道路を歩いて共同浴室にも行かないで、手摺の付いたユニットバスで安心して入浴できるのでそれが一番うれしいですね。
お湯の管理も給湯器のリモコンで簡単に出来るので、おばあちゃん一人でも安心して頼めます。暖かい季節は、近くの共同浴室を使いますが、シャワーだけの時などもいちいち外出しなくて自宅でシャワーを浴びれるのも良いですね。


光洋リフォーム担当者からのメッセージ

今回初めの打ち合わせの時点では、内装の仕上げも一般的なビニールクロスの仕上げだったのですが「出来るだけ自然素材を使いましょう」と提案させていただいて、壁は珪藻土と凝固材に天然のニガリを使っている「はいから小町」という材料を使用しました。左官のコテで色々なパターンもつけることが出来ます。
床もムクのナラを使い、天井のクロスも布クロスを使っています。湿気のこもりやすい脱衣室は、調湿効果のある珪藻土は最適だと思います。消臭効果にも優れているのでトイレのリフォームなどに適していると思います。
コスト的には安いものではないのですが、面積の少ない部屋などには積極的に進めていきたいと思います。一番はビニールクロスと違い、質感が有り少し変わったイメージにもなります。

光洋 長野市