小布施町 H様邸 床の間改修工事

床の間を直してほしい。床の間は和室のとても大切な部分です。H様の床の間を一度拝見させていただいたところ、なんとベニヤ板のようなもので作ってありました。
これでは綺麗な仏壇も映えないということで、床の間の改修工事となりました。
(H様より)
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事例

 施工事例データ

施工箇所 和室・床の間
施工内容 床の間改修
工事期間 3日
工事費用 26万円
使用商材 ケヤキ
築年数 50年

ご提案内容 床の間の改修工事をするにあたり、床の間自体を取り替えるには周りの繊維壁を壊さないといけません。しかし、今回は壁を壊したくないとの希望でしたので、「床框」が既存の畳み寄せや、床柱に影響が出ないように収めるしかありませんでした。何とかギリギリ収められる範囲だったので、壁を壊さない方法の工事になりました。
施工前はこちら

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床の間です。まずは仏壇を動かしてからです。 框は一本もので収まっていますが、床板だけベニヤ板みたいなものになっています。 今回は襖4本も取り替えます。

施工中の様子

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大工さんに床框を加工してもらいます。 L型の床框を入れて次は床板です。 のりを付けて床板を入れます。雑巾刷りもつけます。
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糊付けをしているので、はがれてきてしまいます。はがれてこないよう工夫が必要です。 塗装屋さんに床の間の塗装をしてもらいます。今回はツヤを出します。 乾いたら、一度ペーパーで削り、仕上げていきます。

施工が完了しました

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襖も取り替えました。綺麗な牡丹柄(だったような)です。縁も白木にしたので明るい感じがします。 コレは塗る前の完成写真。大工さんに綺麗に施工してもらいました。白くて綺麗ですが、床の間の重厚さをこれから出します。
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これは塗装後の写真です。重みのある感じになり、木目も綺麗に出て、さらにツヤも出してあります。 仏壇を置き、掛け軸を掛けなおし、完成です。綺麗に収めることができて安心です。

光洋 長野市