長野市 突風被害による屋根瓦修理工事 F様邸

屋根瓦修理リフォーム概要

住所

長野県長野市篠ノ井東福寺

工期

10日間

工事費用

95万円

屋根瓦修理リフォーム内容

平成23年7月11日 長野は夕方よりものすごい雷雨に見舞われました。特に篠ノ井東福寺周辺ではものすごい突風が吹き建物や果樹(特に桃)にも多大な被害が出ました。被害に遭われた皆様は本当に大変な事だったと思います。
今回は、
 天災による被害の修理工事です。


屋根修理リフォームされたF様との出会い

以前からリフォーム工事をさせて頂いているY様のご紹介です。
夜になって、Y様から電話が来ました。知り合いの家なんだけど、夕方からの雷雨で瓦が飛ばされてしまったらしい、頼む大至急見てやってくれないか! それは大変何とかしなければ・・・

F様の修理ご依頼内容

いやーっ、とにかくすごかった、雨と風が。風呂の窓を閉めようとしたけど、吹き込んだ桃の葉っぱが嵐のように舞っていて、やっとの思いで窓を閉めたよ。キッチンの天井の雨漏りがきっかけで屋根瓦の被害に気が付いたんだけど、屋根に登る事も出来ないし、どんな状況かよく見て調べて欲しい。と言うことでした。
火災保険に入っているので、保険が使えれば?と言う事です。大丈夫ですよ、保険申請用の書類も用意します。

『光洋リフォーム』からのご提案

夜の内に電話をかけて瓦屋を手配。 早速翌朝行ってみました。見てびっくり、ホントにすごい風だったんだなと実感させられました。実際に飛ばされた瓦は割れたり、雨漏りしたりと目に見える被害なのですが、飛ばされてはいない登り棟瓦もかなり動かされてしまっています。割れたりめくれたりしている瓦は応急修理をして今日のところは終了。
見た目で判断するのではなく、動いてしまった瓦は全て今回積み直した方がいいと思います。それが修理方針のご提案でした。


今回の突風による廻りの被害状況

   あっ!物置が転がってる
朝方訪問する途中の風景です。物置が飛ばされていたり、屋根がはげている家はあちこちに有ります。
私の大好きな桃の木もあちこちで倒れてるicon15
        屋根が剥がれている!
わら葺きにかぶせた板金屋根がはがれています。
剥がれたときに家の中がホコリで真っ黒になったそうです。
         気象庁が!
応急処置が終わって午後帰るとき、気象庁が来ておりました。突風か、つむじ風か、竜巻か?何だったのでしょうか?


屋根瓦修理リフォーム施工前の被害状況

遠くから見たF様邸、遠目で見ても瓦が飛ばされ、ずれているのが解ります。 屋根に上がってみると、登り棟まで動かされて曲がっています。相当強い風だったのでしょう。 網戸も飛ばされ曲がってしまいました。

屋根瓦修理リフォーム施工中

とりあえず応急修理です。こちらは1階の屋根瓦が飛ばされ、下のキッチン天井に雨漏りが・・・ 2階屋根の応急修理です。足場がないので注意して行います。 建物保険も使うという事なので、すぐに被害写真と見積書を作成。保険会社に提出、いよいよ本格修理です。
2階屋根瓦の被害が大半、ぐるりと足場をかけました。 まずは棟の解体から、2階の登り棟は全て動いていしまっています 鼻先の瓦から、なおしていきます。まずは瓦を剥いで、ルーフィングを敷き直して。
瓦を積んだ時代にも寄りますが、この当時の棟瓦の積込には、土が使ってあります。今はモルタルが当たり前なんですが。だから弱い! 一枚一枚丁寧に、ステンレス釘や銅線を使ってしっかりと留めていきます。 やっと鬼瓦と棟の積込にかかれます。
谷の部分のずれも調整します。 紐丸瓦を積んでいよいよ完成間近 後は掃除をして、タッチアップをして完成です。

屋根瓦修理リフォーム施工後

瓦工事の完成です。飛ばされたり、割れてしまった瓦は色が違っています。 ぴしっとしたまっすぐなラインになりました。 これで完成です。もう雨が降っても大丈夫!


光洋リフォーム担当者からのメッセージ

伊藤です。
自分にとって瓦が飛ばされるような被害は初めての経験で、自然の力は恐ろしい物だなとつくづく感じました。ましてや東北の震災の方々の想いは察するにあまりあります。
今年は記録的な早さで梅雨が明けそれから3~4日ほど暑くなりました。そうしたらものすごい雷と雨と突風!それから毎日ぐずついた天気が続いています。梅雨明け宣言が早すぎたのではないかと思うくらい。
工事期間中夕立や、じりじりした暑さも無かったせいで、二次被害もなく、早急に無事瓦修理が終了しました。

光洋 長野市