長野市 屋根葺き替えリフォーム A様邸

屋根葺き替えリフォーム概要

住所

長野県長野市

工期

7日間

工事費用

¥440,000円

屋根葺き替えリフォーム内容

ホームページからお問い合わせいただいたA様から、水廻りのリフォーム工事をしている間にご相談をうけました。ずっと雨漏りをしていて困っている、何度も対策工事をしてきたのですが、まだなおっていないので何とかなりますか?ということでした。調査して対策工事をして、解決することができました。


屋根葺き替えリフォームされたA様の悩み解決法

A様のリフォームについてのお悩み

屋根の葺き替えは、27年前の新築当時からずっと雨漏りにお悩みのA様が相談してきたことが切っ掛けでした。何度も何度も雨漏りを止める工事を試み、それでも解決できずもうあきらめていたようです。それでもと思い私たちにご相談してきたのでそれに応えるべく行動をおこしました。

『光洋リフォーム』からのご提案

社長の米山です。
雨漏りというのはとても難しい症状です。というのは雨が漏る場所は特定できるのですが、雨の入り込む場所がわからないからです。新築当時の設計図をお借りして、工事担当の井田と一緒に屋根に上って調査をしました。設計図と現場を照らし合わせ、今までどのような対策をとってきたのかお聞きするうちに、何となく症状がわかってきました。そして一つの仮説を立て、A様にご提案させていただきました。施工中の写真の中で説明させていただきます。


屋根葺き替えリフォーム施工前

ゴムシート防水を施工してあります。しかし劣化が激しいです。 ゴムシート防水の下地は、設計図によると鉄板のはず? シート防水のジョイント、入隅取り合い等に亀裂が見えます。
はっきり切れています。これでは雨が下に回ってしまいます。 軒天井にまで水が回ってきています。ジョイント目地がさびて膨れています。 軒天井全体に水が回ってしまっています。


屋根葺き替えリフォーム施工中

玄関の吹き抜けの屋根なので、足場が必要です。 ゴムシート防水を剥ぎ取ります。 出っ張っている雪止めの金物を切断します。
やはり設計図通り、下地は鉄板でした。新築当時はこの状態が仕上げのようでした。 デザイン的にはかっこいいのですが、雨仕舞が悪い。水が下に回ってボロボロになっています。 鉄板のつなぎ目もボロボロで、水が入れば当然下に漏れます。
シート防水剥ぎ取り完了。最初はこの状態が仕上げで、その後シート防水を施工したようです。 この上に屋根を作ります。垂木を敷きます。 垂木を敷いて、野地板を張っていきます。
続いてアスファルトルーフィングを敷きます。夕立が来る前に完了させます。 水下から水上に向かって敷き込みます。ここまでは一日で済ませなければいけません。 改めてカラー鉄板で一文字葺きに仕上げます。
勾配のある屋根なら、カラー鉄板が一番いいです。 壁との取り合いや、念のため既存壁の目地にもコーキングを打ちます。 軒天井のジョイント目地もコーキングを打ちかえます。
軒天井全体を見直します。 コーキングが乾燥したら塗装を施工します。 雨漏りによってシミだらけになった玄関の壁を補修します。
吹き抜けの大きな壁です。既存のクロスを剥いで下地処理をします。 塗っているのは、自然素材の 「下地革命」 です。 仕上にももちろん自然素材です。珪藻土塗り壁「はいから小町」 の「くちなし」色です。


屋根葺き替えリフォーム施工後

雪止めアングルも取付けて、屋根葺き替え完了です。 上部より見た葺き替えした屋根です。 鉄板にしっかり穴が開いていた場所です。
樋も取替え、軒天井も塗装してきれいになりました。 玄関の吹き抜け壁も見違えるようにきれいになりました。 玄関正面の見所の壁もきれいになりました。


屋根葺き替えリフォームされたお客様の声

その後雨が降るたび気になっていましたが、激しい雨が降った日も雨漏りがなかったことをお聞きしてほっとしています。
「何が嬉しいって、お風呂やトイレがきれいになったことより、雨漏りがなくなったことのほうがうれしいわ」 と奥様。27年間ずっと悩んでいたものが解決したのですから、嬉しいに決まっていますよね。


光洋リフォーム担当者からのメッセージ

この工事を担当しました井田です。
現場が、立てた仮説通りの施工になっていたので、その後施工計画通りにいってよかったのですが、これですべてが解決するとは限らないので、工事が終わってからもずっと心配していました。水はどこから入ってくるか想像もつきませんから...。
夕立があって激しい雨が続いたときも、雨漏りが出なかったことをお聞きして正直ほっとしています。
一連の工事の中でこの工事が一番嬉しかったのですね。でも喜んでいただけてほんとによかったです。

光洋 長野市