長野市 音響スタジオリフォーム

TV編集スタジオ・リフォーム概要

住所

長野県長野市

工期

60日間

工事費用

¥9,500,000円

テレビ編集スタジオ・リフォーム内容

映像音響編集事務所を作りたい。
大手会社のほか、数社が入っているテナントビルなので、大きな音で廻りに迷惑を掛ける訳にはいきません。しっかりした防音並びに吸音と、後々電気、音映像ケーブルの配線替えが、スムースに行える"スタジオ" 並びに "事務所" を作りたいと言うことでした。


テレビ編集スタジオ・リフォームされたT会社様との出会い

建物のオーナー様からのご紹介でした。今度入居される方が施工業者を探しているとのことで紹介して頂きました。
紹介とはいえ 匿名というわけではありません。先方もいろいろな知り合いがおられ、事務所移転の費用を少しでも安くしたいというご希望もあります。

T会社様のリフォームについてのお悩み

消費税値上がり問題を控えて、それまでに工事をしたい。
メディア関係の仕事なので、それなりの技術力のある会社に頼みたい。
何より、一番は工事金額を抑えたいとのことでした。

『光洋リフォーム』からのご提案

こちらからの提案と言ってもT社様(テレビ関係)は映像音響専門でやられている会社。平面プランや防音性能についてもご指示があるので、こちらから提案させて頂くことは特にありませんでした。ただ、遮音シートや防音ドアについて質疑されたことに対しては、いつも通り迅速にお答えしていました。そしていよいよ見積り提出、ただ仕事にはライバルがいるもの、見積り強豪の相手は、日本一のスーパーゼネコンS建設です。
T社の担当者様も、打ち合わせ見積り段階で、本当は私に工事をしてもらいたい。とおっしゃっておられました。
大きいところは話が遠いんだよね!問題点があり現場の担当者に言っても、やれ設備の担当、電機の担当と時間がかかり、施工の変更、金額の増減の打ち合わせをリアルタイムで行えないと言うことでした。
私の方も仕事上負けたくはありませんから、『出来る限りの見積もりを出させて頂きます。トップ同士の駆け引きなどが無ければ、おそらくウチの方が相当安いと思います。あとはT社様のご判断にお任せします。』


テレビ編集スタジオ・リフォーム施工前

前回、中を取り壊し外壁廻りと、天井だけ復旧した貸し物件です。 次に入られる方に内装してもらうようにしたほうがいいのではないでしょうかとご説明して、床はコンクリートむき出しのままの貸店舗です。 トイレは、昔懐かしの汽車便です。


テレビ編集スタジオ・リフォーム施工中

発注ものがまだ間に合いません、それまでの間に、裏口の映像資材搬入口ドアを設置、スロープの土間コンを打ちます。 いろいろ設置する機材の寸法があるので、地墨を出し、それを天井にもテープでだして、間仕切りの確認をしてもらいました。 位置だし終了、床材や、防音資材の手配が間に合いません。消費税UPの問題や公共事業の出し過ぎで、人出もですが、資材も足りません。
工事は出来るところから始めます。吸音材、遮音材などは、輸入が間に合わない、一日の差で欠品など、まだまだ問題が山積みです。 ガラスサッシ面にも断熱材をしっかりと入れていきます。 当然外から見ると、断熱材丸見え!
目隠し用にガラスフィルムを張ります。
予定の遮音材が欠品、変わりの遮音材がようやく到着しました。厚みはわずかに薄いのですが、遮音性能はすぐれています。その分値段も上がってしまいましたが、工期の為には仕方がありません。 まず断熱材を入れた間仕切りに、900×900の遮音シートを張ります。 天井も同様に、遮音シートを貼ります。
壁同様、天井も石膏ボード12.5㎜厚を、2重に張ります。 クレモン錠による密閉製の高い、防音ドア フリーアクセス設置前の電気、映像用配線
フリーアクセス設置 これが床板を支える足です。
位置出しをして、接着剤で貼り付けていきます。
その上に床板を乗せて敷き込んでいきます。 木製巾木設置、厚みが40㎜も有ります。
そうしないと、38.1㎜厚の吸音材が納まりません。
吸音材の貼付です。クロス貼りのベテラン職人にお願いして施工しました。
施工方法はコーキングを付けて押さえつけるだけ!
慣れない仕事に、おそるおそるですが、さすがクロス職人
ピッタリに修めていきます。
表面のこの凹凸が吸音に効くのでしょう!
日本製品なら、突きつけの目地部分の 目を合わせたいのですが、さすがアメリカ製 それはお構いなしです。
タイルカーペットを敷き込みます。 最終の電気工事
施主の設計担当者にも、キチッとやる電気屋さんだね、きもちがいいね!と評判でした。
最後の8口プルタップを取付、工事完了
外は大、の夜中の11時寒いですね。


テレビ編集スタジオ・リフォーム施工後

メインの編集スタジオです。
見える機材だけで1000万越え さすがプロ使用の機材です。
編集スタジオの奥にある、アナウンサーブース
まるっきり反響音がなく、慣れないと10分ほど部屋の中にいると気分が悪くなるそうです。
今の時代、やはり洋式の便器にウォシュレット付でないと困りますよね。
お客様用玄関、当初は土足歩行にしようかと思っていたらしいのですが、あまりのきれいさに、急遽スリッパ仕様ないなりました。 玄関脇の打ち合わせスペース。 奥は、事務所のスペースになっています。
奥に広がりのある事務所で、落ち着いていていい感じです。


テレビ編集スタジオ・リフォームされたお客様の声

  やっぱり伊藤さんに頼んで良かったと言って頂きました。
大手じゃ絶対ダメだよね、小回りがきかない!
メディア関係の仕事柄、時間も不規則、夜遅くに現地で寸法の打合せを行ったり、緊急の変更にも即時に応じてくれて助かりました。なによりこちらの要望や疑問をたらい回しにせず、伊藤さんに電話するだけで全て解決して頂いたことに感謝しております。さすがプロの仕事ですねとおっしゃって頂きました。
あと、電気、空調の職人さん。配線の一本一本に至るところまできちっと規則正しくきれいに配線配管して頂き、感謝しています。とのことでした。


光洋リフォーム担当者からのメッセージ


この春4月(2014年)からの消費税UP問題で、世の中めちゃくちゃ。東北復興問題に公共事業の増大が重なり、景気が良くなっているのはいいのですが・・・
職人は足らないは、建築材料は入ってこないなど、工事ではないそのほかの面で、ドキドキ ハラハラでした。
そのうえ 大雪の為、荷物のストップや思わぬ問題が
でも、工事の打合、施工はバッチリでした。
施主の担当者様からも、こんなに打合せ通りキチッと出来たのは初めてだと喜んで頂きました。 ありがとうございます。

光洋 長野市